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周波数の壁

先日の節電呼びかけのメール、こんどは「チェーンメールだった」と謝罪するメールが飛び交っています。

たしかにチェーンメールだけれど、善意の内容だと理解してもまったく不思議ではないメールを、善意でまわしたということに対して、そんなに謝らないで。。。私に送っていただいたのは、普段ならちょっとでもチェーンメールと疑えば転送しないであろう人々ばかりです。

送電と、チェーンメールについてのニュース(3.13/SankeiBiz)も見つけました。サイトの更新にともなってやがて消えるでしょうから、リンクの上、全文掲載もさせていただきます。

原発爆発 東と西分ける“周波数の壁” 電力融通に上限は必要量の10分の1

 東京、東北両電力会社での電力不足を補うため、中部や関西など他の電力会社から余剰電力を送る「電力融通」が行われている。ところが、使用を開始した当時の発電機の製造国の違いから、西日本の電流の周波数60ヘルツに対し東日本は50ヘルツと異なり、西日本から送電する場合は、長野や静岡など3カ所にある周波数変換施設で東日本の周波数に変える必要がある。
 しかし、変換施設の許容量は3カ所合計で原発約1基分に当たる100万キロワット(約30万世帯分)が上限。すでに中電、関電とも火力の出力増強などで融通を行っているが、変換能力の上限を超えて送電はできない。東電が14日の不足分と見込む1千万キロワット(約300万世帯分)をすべて他電力からの融通で補うことは困難だ。逆に、他の電力会社の管内が融通によって輪番停電を強いられる事態も起こりえない。
 一部では被災地の電力支援と称して、節電を呼びかけるチェーンメールも飛び交っている。関電では「特別に節電をお願いする状況にはなく、当社名で震災に関連し、チェーンメールを送ることもない」とホームページで注意を呼びかけている。
<Sankei Biz 2011.3.13 19:38>

しかし。。。広い国ではないのに、なぜ西と東で周波数が違うの? 大急ぎで変換施設を建設するのは、無理なのでしょうか?

by akirako-hime | 2011-03-14 07:24 | 東日本大震災