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ジャズ組曲

クラシック畑の演奏家は、楽譜を読む力はずいぶん鍛えられていますが、コード記号を見ての即興演奏となると、いささか門外漢。というわけで、ジャズに手を出してみたいクラシック奏者にとって、ネックとなるのが「即興/アドリブ」です。楽譜にしたものもずいぶん出て来ましたが、アレンジがダサかったり、簡単すぎたり、なかなかいいものは少ないんですよね。

そんな中でフルート奏者にとってありがたい作品が、フランスのジャズ・ピアニスト、クロード・ボラン(C. Bolling)の作品で、「フルートとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲(Suite for Flute and Jazz PIano Trio)」です。もともとはクラシックのフルート奏者の大御所、ジャン・ピエール・ランパルと演奏するために書いたものです。

フルート&とピアノだけでも粋な響きで、私も何回か演奏したことがあります。何曲か入っている中で一番人気の「センチメンタル」が先日の発表会で登場して、「あの曲すてき」という声も聞かれました。

ましてやフルートとジャズトリオ(ピアノ/ダブルベース/ドラム)で演奏すると、これはもう実にカッコいい。他の生徒さんにも紹介したいと思い、ふと、動画がないかしらんと調べてみました。

そして見つけたのが、びっくり! ランパルとボランのジャズトリオの動画があるんですねー。まさにオリジナル・メンバーによるそのものズバリ!の逸品です。しかもあちこちでランパルがアップになるから、そちらの意味でもおもしろいですよ。

ところで、これはどうやら中国のサイトです。「著作権は大丈夫???」と思ってしまうのは、偏見かなー。興味がおありの方は、早めにお楽しみください。

後日追記:案の定・・と言うべきか、ここでご紹介した動画は削除されています。
改めて YouTube で見つけた動画をアップしました。ジャズ組曲〜後日談へどうぞ☆

by akirako-hime | 2010-10-12 12:37 | 笛吹きっぽいひとりごと