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鼻の周りの空洞、副鼻腔 〜 声の共鳴装置

鼻と耳と喉は中でつながっていて、鼻の周辺には空洞がある..程度のことは知っていましたが、ふと、どのくらい空洞があるんだろう?と気になって、調べてみました。

まず、いわゆる鼻の穴は鼻孔です。ここから咽頭までの空気の通路が鼻腔で、お目当ての空洞は副鼻腔でした。医学系の調べものでよくお世話になるメルクマニュアルのページから抜粋してみると..。

鼻の周囲の骨には副鼻腔と呼ばれるいくつもの空洞があり、上顎洞(じょうがくどう)、篩骨洞(しこつどう)、前頭洞、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)の4種類があります。

へぇ! 骨の中に空洞があるんだ。となると、次なる疑問は「いったい何のため?」...ですよね。副鼻腔の役割は明確にはされていないようですが、3点ほど「恐らくはこのため」というのが出てきました。順不同で、頭部の重量を減らす、声を共鳴させる、吸気に湿度や温度を与える、だそうです。

なるほど、共鳴装置のようなものなんだ。声を響かせる働きがあるなら、声楽で眉間のあたりを意識するのは、この共鳴作用を最大限に利用しようということなのかもしれません。フルートでも眉間のあたりを意識すれば、共鳴作用が期待できるのでしょうか。

副鼻腔の図をさがしたら、副鼻腔炎のサイトがいくつも引っかかってきました。俗に言う蓄膿症のことですが、この空洞部分が炎症を起こした状態のことなんですね。図としては、「しっかり治そう 副鼻腔炎」や「知っているようで知らないちくのう症」あたりがわかりやすそうです。(勝手にリンクでごめんなさい。)

顔の内側は穴だらけ! 蓄膿症はちゃんと治して、しっかり共鳴させましょう♪

PS。発声の仕組みにも興味をそそられてきたので、いずれ調べてみたいと思います。
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by akirako-hime | 2010-01-31 08:19 | 勝手に豆知識

フェリックス・レングリ氏 公開レッスン

友人知人の演奏会を中心に主観的なご案内 ♪

フェリックス・レングリ氏 公開レッスン
・2月17日(水)11時〜14時(個人レッスン3名)
   聴講料: 一般 1,000円 / MB会員 無料
・2月18日(木)18時〜20時半(公開マスタークラス)
   ベリオ:セクエンツァ / テレマン「12のファンタジー」より1・2番
   聴講料: 一般 2,000円 / MB会員・MFL会員・学生 1,000円
会 場: ムラマツ・リサイタルホール新大阪 (両日とも)
お問い合わせ: 村松楽器 大阪店 tel:06-6394-6000(11.00〜19.00 / 月曜定休)

スイスのバーゼル音楽院と、ドイツのフライブルグ音楽大学で教鞭を取るレングリ氏。昨春の神戸コンクールに、審査員として招かれておられました。

噂に違わぬすばらしい演奏。知性派で、ここぞと言うときに出る要点をついた意見。もしゃもしゃ頭に鋭い眼光で、映画に出てくる「何ぞと紙一重の学者」にも見えます。

そのくせ、休憩時間も終わって「もう審査に行く時間なんですけど・・」でも、意にも介さずのうのうと果物を食べ続ける悪童ぶ・・いえいえ、大胆ぶり。日本のおかきが大好きで、いつも日本から帰るときには、スーツケースがおかきで一杯なのだそうな。

レッスンもすごくいいヨと前から聞いていて、ぜひ聴きたいものだと思っていましたら、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団(PAC管弦楽団)の定期演奏会に、ソリストとして招かれているではないですか。これは関西に数日、滞在されるに違いない!

というわけで、村松楽器の大阪店が奔走して、公開レッスンが実現することになりました。皆さんもぜひぜひお越し下さい。

ちなみに、レングリ氏が出演するPAC管弦楽団の第31回定期演奏会は、2月19日(金)、20日(土)、21日(日)。オーボエ奏者/指揮者として活躍する巨匠、ハインツ・ホリガーと、その仲間たちがゲスト出演します。こちらも楽しみです♪
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by akirako-hime | 2010-01-27 21:33 | 演奏会などのご案内

喉や口の中を開けよう! その4...と言うより余談。

少し古い話で恐縮ですが、去年11月、エマニュエル・パユの公開レッスンを聴きに行きました。

肩から首にかけて力が入った受講生に、パユは眉間のあたりを押さえながら「このあたりを意識して」とアドバイスしていました。一つには「眉間を意識すると、肩や首から力が抜けやすくなる」ということだったようですが、声楽のレッスンで「眉間から声を出すようなイメージで」と指導する、そんな発想にも通じるのかもしれません。受講生が一瞬とは言え、解き放たれたような響きを出したのは印象的でした☆

その後、意識するのは「ワサビがツン!と来るあたり」だよと補足説明が入りました。うれしそうに「ワサビ」だけ日本語で言うのが愉快でしたが、ふむ、あの「ツン!」の感覚、使えるかも!と思ったのは私です。

ワサビが利き過ぎたときって、被害(?)を小さくするために、ツンと来ているあたりから喉の方まで広げようとしませんか? あの感覚、良さそうです。喉、口、さらには「顔の中」を、開けられるだけ開けるつもり、なんちゃって。

最近ときどきレッスンで、「鼻(眉間を押さえて)の後ろから喉のあたりまで、顔の中をまるまる空洞にするつもり」みたいな表現を使ってみています。イメージを作りやすい方もあるようで、ちょっといいかもと悦に入っています。

そう言えば、鼻の周りって実際に空洞が多いんですよね。話の広がりついでに、今度はそのあたりを調べてみましょう。(→ 副鼻腔 〜 声の共鳴装置

PS。私が知っている日本好き飲兵衛系外国人は、「ビール(「ル」がとっても「R」になる)」や「すし」に続いて、「ワサビ」という単語を早く覚えるような気がします。なぜでしょう? ,,, 笑
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by akirako-hime | 2010-01-26 12:32 | 練習のヒントになるかな〜

喉や口の中を開けよう! その3。

口の中のスペースを考える上で、大切なのが、舌の位置。話したり食べたりするときに大活躍する筋肉ですが、意識して動かしているわけでもありません。

まずは、舌がどこにあるかを意識してみましょう。鏡を見ながら「あー」と言ってみてください。そして、唇や口の周りの筋肉が動かないように気をつけながら、舌だけを動かして「あーえーいー」と発音してみます。

「あ」と「い」では、だいぶ舌の位置が違いますよね。「あ」のときは舌は下がっていて、「え」だとやや高め、「い」のときには、舌の両端が上の歯に接触するほど上がってきます。

今度は「おー」と言いながら、舌だけを動かして「うー」音にしてみてください。

「お」のときは「あ」と同様、舌は下に降りていますが、少し真ん中を凹ませているような気がします。「う」で舌の位置は上がりますが、「え」とは違って舌の真ん中辺が凹んだ感じです。

今度はフルートでロングトーンをしながら、舌の位置を観察してみます。口の中が狭い人は、「い」に近い形になっていることが多いようですが、いかがですか? 舌の位置が意識できたら、ロングトーンをしながら、舌を「あー」や「おー」の位置にしてみてください。ついでに歯の間や喉も縦方向に開けることができたら、超グッド☆

このとき、何となく口のあたりが頼りない・・と感じる場合は、これまで口元に力を入れていた可能性、あり。身体全体で見たときに、力点は下腹に持って行って、上半身や口元はとってもラクチンにしていていいのです。

慣れてきたら、吹きながら舌の位置を「あーえーいー」や「おーうー」など、いろいろ変えてみましょう。普段意識していない筋肉を意識する練習、とも言えます。実際には常に意識する必要はなく、むしろそんなことをしたら忙しくて大変ですが、ときどきこんな具合に遊んで、舌の位置を確認してみるのもおもしろいですヨ。
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by akirako-hime | 2010-01-22 20:39 | 練習のヒントになるかな〜

喉や口の中を開けよう! その2。

ポイントの一つは「喉や口の中を開ける感覚」を知ることかもしれません。普段の生活の中で、意識して喉や口の中を開けることは、そうありませんものね。お医者さんで「はい、喉あけてー」と言われるときくらいでしょうか?

実は、何気ない日常生活の中の動作で、参考にできることがあります。例えば・・。

ものを食べるとき、唇は閉じたままでもぐもぐしますよね(少なくともマナーを持ち合わせた方は!)。そのとき口の中で、歯が開いたり閉じたりしているはずです。では、何か食べているつもりで、もぐもぐしてみてください。なるべく大きな動きで! そして「歯が開いた状態」で、動きを止めてみてください。口の中、開いていませんか?

あくびのときには、喉がしっかり開いています。たとえば、授業中に眠気がさして、あくびが出そうだと思ってみてください。喉も口の中もあくび状態になりはじめた瞬間、バッチリ先生と目が合いました! さぁがんばって唇は開かないように、せっかくのあくびをかみ殺さないといけない..,この状態、実にグッドですよね。

もう一つは偶然発見したのですが、まず「あー」とか「おー」とか、適当に声を伸ばしてみてください。その声の音程を、だんだん下げて行きます。どんどん低い声になって、もう声ではなく「変な音」っぽくなっても、もっと音程を下げていくつもり。喉が開いてきませんか? そのまま声を止めて、喉だけが開いた状態にして観察します。指を喉にあててこの実験をすると、実際に喉が広がってくるのがわかります。

もっとも喉については、あまり無理に「開けよう」とすると、要らない力が入ってしまうことも多いので、気楽に「開いている状態を知ろう」程度でいいのかもしれません。

さて、口の中のスペースには、舌の位置も大きく関係するので、次回はそのあたりについて書いてみます。

PS。最近、口を開けっ放しでものを食べる人が増えたように思うのですが、気のせいでしょうか?
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by akirako-hime | 2010-01-19 14:57 | 練習のヒントになるかな〜

喉や口の中を開けよう! その1。

管楽器や声楽のレッスンでは、よく「喉や口の中を開けましょう」と言われます。物理的な理屈はわかりませんが、経験からも、口内〜喉が狭くなっていると芯がキツめの音になり、開いていると豊かな音になるように思います。

どちらも音色の種類として必要ですが、たいていは狭くなり過ぎていることが多いようです。喉や口の中を開けるのって、けっこう難しいんですよね。

一つにはアンブシュアのために唇を横に張ろうとし過ぎるからかもしれません。はじめてフルートを持ったときに「微笑むように」と教えられた人は多いでしょう。これは「ほんの少し」で充分なのですが、唇のイメージが横方向なので、口の中も「い」の形になり勝ちです。外はにっこり、口の中は「O(オー)」って、難しいですものね。

喉や口を開けるための表現は、人によって様々です。これまでレッスンや講習で聞いたあたりで、覚えているを並べてみると・・。

・口の中をなるべく縦長にして「オー」の形にするつもり
・上下の歯を開けて、間に親指が入るくらいのつもり
・口の中に卵を縦に入れているつもり
・鼻の下を伸ばして、サルのような顔にするつもり

「オ」より、「ア」と「オ」の中間だと言う人もよくいます。日本語にはない母音ですが、その方が口も喉もよく開くようです。卵は「何の卵ですか?」と本気で聞かれたことがありますが、フツーに鶏卵のつもりでした(笑)。本当に入れるわけではありませんが、Sサイズで十分かも? 鼻の下、伸ばすと本当に歯の間が開いて、なるほどー!です。ただし、鼻の下を伸ばそうとして唇をすぼめてしまうことも多いので、要注意。

どの表現がいいかは、人それぞれだろうと思います。「ピンと来る」表現で理解すれば、それが一番ですよね。

PS。やっと一段落がつき、落ち着いた生活に戻りつつあります。気が緩んだからでしょうか、いきなり風邪を引きました。やれやれ。
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by akirako-hime | 2010-01-18 11:24 | 練習のヒントになるかな〜

陸上自衛隊中部方面音楽隊「第24回室内楽演奏会」

友人知人の演奏会を中心に主観的なご案内 ♪

陸上自衛隊中部方面音楽隊 第24回室内楽演奏会
2月12日(金)18時半 宝塚ベガ・ホール
入場無料(要整理券)

発表会ですばらしい演奏を聴かせてくれる、例のお二人が所属する音楽隊の、室内楽定期演奏会です。アンサンブルはメンバーたちが自発的にあれこれと組むのですが、演奏会の前にオーディションがあり、選ばれたグループだけが、晴れの舞台に立つことを許されます。

フルートパートでは1曲、おなじみのお二人に昨年入隊した若いメンバーが加わって、フルートトリオを組みました。選んだのはアルビージの小組曲第2番で、見事、オーディション突破! いえぃ!

アルビージはイタリア人で、作曲家、ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団の首席フルーティストとして、19世紀から20世紀にかけて活躍しました。小組曲第2番は「春の歌」「鐘」「ベニスの舟歌」「泉」の4つの楽章から成る曲で、フルートの華やかさや繊細さが とてもよく活かされた作りになっています。

他にもいろんな楽しい組み合わせのアンサンブルが出演すると聞いています。もちろんフルートの面々はトリオ以外でも活躍の予定。去年は行けなくて残念だったのですが、今年はどうやら寄せていただけそうで、楽しみです☆

整理券の配布場所はこちらをご参照ください。
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by akirako-hime | 2010-01-12 23:22 | 演奏会などのご案内

プラスチック製のフルート

カタカナなら「グレナディッテ」・・でしょうか、「grenaditte」というプラスチックの素材でできたフルートを見てきました。ピッコロなどの材料に使われる、グラナディラ(granadilla wood)」という木に因んだネーミングのようです。

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と〜っても軽くて、ご覧のとおりカラフル、少々ぶつけた程度では傷もつきません。パッドはシリコンだそうです。台湾のメーカー、「GUO」の製品で、音はかなり普通にフルートです。向こう側にある短い楽器は、G管フルートとピッコロ(試作品)。

何となく抵抗感があるのは否めませんが、まだ背も伸びず、手や指が小さい低年齢の子どもが使うには、とてもいいかもしれませんね。あるいは高齢で始めたい方とか・・。

日本の市場にはまだ出ていなくて、これからとのことですが、普及するかな???
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by akirako-hime | 2010-01-09 13:36 | 笛吹きっぽいひとりごと

サヴァン症候群

昨日テレビで、サヴァン症候群のピアニストが紹介されていました。一度聴いただけの曲を再現できる才能の持ち主です。番組スタッフが録音を持参した日本人ジャズピアニストの即興演奏を、彼は一度聴いただけであっさり再現してしまいました。指の形などは、あれだと恐らく「ピアノのお稽古で注意されちゃう」のでしょうが、たしかにすばらしい演奏です。

サヴァン症候群(savant syndrome)。手持ちの医学系辞書によると「精神遅滞など障害をもつ人が、それとは対照的な能力、才能を発現すること」。くだいてしまうと、知能に障害のある人が、特定の分野ですばらしい才能を発揮すること..でしょうか。

ネット検索をかけてみると、けっこうたくさん出ているんですね。人気映画「レインマン」でホフマンが演じた、自閉症で数に対して並外れた記憶力を持つお兄さんは、実在のサヴァン症の人をモデルにしているのだとか。ふぅ〜ん。

訓練や治療で日常生活を送れるようになるにつれ、才能は消えていくことが多いという記述もありました。実際に、施設に入って言葉を覚えるに従って、絵を描く才能が消えた例もあるようです。それを不幸と見る向きもあったようですが、言葉と絵、どちらが本人の幸せにつながるかは、全く何とも言えません。

ビックリしたのはこちらです。モーツァルトがサヴァン症候群!? 確かに彼は、実に類稀なる才能と、奇行とが同居していた人だったようですけれど・・。奇人的な側面が強調されることも多く、晩年は不遇だったとされるモーツァルトですが、もし本当にサヴァン症候群だったとすると。。。んん〜、なんだか複雑な思いを持ってしまいます。

もっとも、いろいろ議論もあるようです。あれこれ推測してもしようがないし、事実として存在するのは、彼の残したすばらしい音楽の数々のみ・・・かな。

しょせんは受け売り知識とご了解くださいませ。
トピックのリクエスト、歓迎です。

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by akirako-hime | 2010-01-05 10:06 | 勝手に豆知識

笑いの会

友人知人の演奏会を中心に主観的なご案内 ♪

笑いの会  落語:桂あやめ 腹話術と手品:柳井篤子
2010年1月31日 (日) 午後3時開演(2時半開場)
神戸YWCAチャペル 地図 入場料2000円(茶菓付)

新春のお笑いはいかがですか? 笑う門には福来たる! ‥‥のみならず、笑いは免疫力を高めるそうな。

今度、神戸YWCAで、落語家の桂あやめさんと腹話術の柳井篤子さんをお迎えして、「笑いの会」なるものを催すことになりました。落語好きということで、私も中心メンバーの一人として企画に関わっています。

柳井篤子さんは、阪神淡路大震災をきっかけに腹話術をはじめ、修行を積んで、アメリカのケンタッキ―腹話術世界大会にも参加されています。DVDを拝見しましたが、なかなかの腕前! 楽しみです。

桂あやめさんは、ご存知の方も多いでしょう、神戸出身、数々の受賞もしている落語界のエネルギッシュなマドンナです。古典落語も自作の創作落語も持ちネタにしておられますが、今回は何を聞かせていただけるでしょうか。私は一度、ワッハ大阪で創作落語を聞いたことがありますが、いかにもありそうな状況をネタに、関西のおばちゃんの会話が炸裂、会場中、受けまくっていましたヨ。

休憩時間には、ちょいと一口、お茶と甘いものをご提供。こちらもご期待くださいな。皆さまのご来場をお待ちしています。詳しくはこちらをご覧ください。
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by akirako-hime | 2010-01-02 08:39 | 演奏会などのご案内