<   2009年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧

目のやり場

フルート吹きには、演奏中、自分の手や楽器は見えません。横目にすれば少しは見えますが、普通には「見えている」という状態ではありません。

先日、コメントで「暗譜で演奏される方で、目線が上に(天井方向に)さまよう方がよくおられる」と書いていただいたのを見て、「そうそう、笛吹きは暗譜のときに目線のやり場に困るのよ」と思い出しました。

ピアニストやオルガニストは鍵盤も自分の手も見えているし、そもそも客席の方を向いて演奏することがありません。弦楽器、また管楽器でも身体の前方に構える楽器なら、見ようと思えば楽器や手を見ることができます。実際には見ていなくても、楽器の方向を見るような姿勢を取れば、何とか様になりそうです。フルートはそうは行かないんですよね。

私は暗譜がキラいなので、楽譜を置きます。暗譜必須の試験やコンクールでは、暗譜自体も好きではない上に、遠視と言っていいほどに遠くまでよく見えることもあって、本番では本当にあれこれよく見えて困ったものです。

目をつむるのは、怖いんですよね。フイッとよろめきそうで・・。私はホールの後方を眺めることが多かったのですが、これねー、ドアが開いたり、審査員が大きく姿勢を変えたりすると、モロに気づいちゃうんですよねー。公開だとお客さんもいますしね。天井を見るのは、私も実は「見場が良くないなぁ」と思うし、不自然に感じるので自分ではしないのですが、気持ちはとってもわかるのです。

楽譜を置くのは、暗譜ギラいに加えて、目のやり場の確保という意味も大きそうです。もっとも楽譜を置いていても、楽譜に集中しているわけではないので、客席の動きはけっこう目に入ります。では、演奏中、何に集中しているかと問われれば、ん〜、何なんでしょう? とにかく音符などの記号ではなさそうです。今さら記号を読まなければいけないような状態で、本番には臨みませんしね..。

さてさて、諸々の暗譜談については、また後日・・。
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-24 13:10 | 笛吹きっぽいひとりごと

目は口ほどにものを言い

フルートを吹くときに顔が下がってしまう人、けっこう多いですね。楽譜を見るのに必死になるのも一因でしょうか、俯き気味になることが少なくありません。

リッププレートと唇の作る角度が保たれていればいいのですが、顔が下がることでこの角度が狭くなったり、歌口に唇を押し付けることになって被せ過ぎの原因になることも多いようです。

こういう影響が出ていると思えたら、まずは簡単に「顔を上げて」と注意することになるのですが、すると、ほとんどの人は目線を上げるんですよね。目線も顔も上がるならまだいいのですが、顔はほとんどまったく動かず下を向いたまま、目だけがパッチリと上を向く人が多いのです。

つくづく「人の意識は目を中心に動くんだなぁ」と感じる瞬間です(笑)。たいてい「目だけが上を向いてて、顔は下向いたままですヨ」と指摘してはじめて、え?ありゃホントだ、と気づいて、爆笑となります。

もちろん顔が「上を」向いている必要はなく、それなりに「前を」向いていればいいのですが、顔を上げるのに目線も一緒に上げる癖をつけるのは、私はあまりお勧めしません。だって、楽譜を見るとき、目は斜め下を向くでしょう?

ウォーミングアップとか楽譜なしでも吹けるものなら、上方向を見ながらでも練習できます。でもそれだと、曲の練習になって楽譜を見るために目線を下げたとたんに、顔も一緒に下がってしまうことになります。

目線がどの方向を向こうと、顔は一定の角度を保てるように心がけてください。もしそれで楽譜が見辛いと感じるなら、もしかして譜面台に近づきすぎていませんか? 一歩下がってみてください。

もう一つ。顔を前方に倒した姿勢を習慣にしてしまうと、首の後ろが引っ張られて、先々そのあたりが痛くなる原因にもなります。なるべく無理の少ない姿勢で演奏したいですね。
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-21 08:08 | 練習のヒントになるかな〜

フルート関連イベント 覚え書き

フルートの演奏会、講習会、フェアが続きます。さすがに全部は行けないから選ぶことになりますが・・・。以下はちょっと個人的な覚え書き。

11月30日(月)、ベルリン・フィルの首席奏者、エマニュエル・パユの公開レッスンが大フィル会館で開かれます。木管アンサンブルでの演奏会は、前日の29日(日)、シンフォニーホールです。

12月3日(水)には、フェニックス・ホールで、シカゴ交響楽団の首席奏者、マチュー・デュフォーのリサイタルがあるんですね。

またよくお世話になるムラマツ大阪店では、12月12日(土)と13日(日)に「フルートフェア」があります。フルートの展示販売の他、無料でのフルートクリニック(要予約)、楽譜/CD特別企画、12日夕方にはミニコンサート(無料)、さらに13日には京都市交響楽団奏者による「音楽相談所(要予約)」も開かれるとのこと。

基本的にはもちろん、メーカーさんの広告イベントですが、内容的には、言わばちょっとしたフルート祭のようなもの。気楽に覗けますし、ちょいとお出かけになってみてはいかがでしょう。

ちなみに、私はムラマツの回し者ではありません(笑)。生徒さんから楽器を買う相談を受ければ、まず「いろんなメーカーのフルートを吹いてみて決めるといいですよ」とアドバイスしますし、実際にムラマツ以外にも、特に日本には、いいメーカーはたくさんありますしね(なんちゃって、ムラマツさんに怒られそうですが)。ただ私自身が、ムラマツ大阪にはずいぶんお世話になっている、というだけの話でございます。ハイ。
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-18 12:15 | 演奏会などのご案内

幸せの青い鳥


演奏会が終わりホッと一息ついてみると、ありゃ・・、半端仕事がたまっていました。そちらの片付けでまた気ぜわしくなっていましたが、昨日今日は、ようやくホッとしています。

そんな最中、友人がおもしろ写真を送ってくれました。その中からちょいと2枚ほど、元ネタのサイトをご紹介いたします。

Do I look like the blue bird of happiness?
訳してみました・・「あたしが幸せの青い鳥に見えるかい?」なぁんちゃって。実に美しいブルーですけどね。爆!

Cow poop. Yes, I have definitely stepped in cow poop. I hate nature.
「牛の糞! 牛の糞踏んじゃったんだよー。自然はキライだ〜」 かわいいっす。
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-15 12:19 | 音楽無縁的独白

アンサンブル・ツヴァイ コンサート 2009

友人知人の演奏会を中心に主観的なご案内 ♪

アンサンブル・ツヴァイ (Ensemble Zwei) コンサート 2009
11月21日(土) 2時開演 (1時半開場)
西宮市プレラホール(阪急西宮北口駅前) 入場無料

指揮:大西邦夫 / 管弦楽:アンサンブル・ツヴァイ
 シューベルト 交響曲第6番 ハ長調 D.589
 シューベルト 軍隊行進曲 ニ長調 D.733
 ベートーヴェン 交響曲第2番 ニ長調 op.36

アンサンブル・ツヴァイは、関西学院大学オーケストラOBの有志が芦屋を拠点に集まって作っているアマチュア・オーケストラです。ツヴァイとはドイツ語で「2」という意味。確か「二度目を楽しもう」という気持ちで名付けたと聞いたように思います。

もうず〜っと前、出張レッスンに行っている学校でフルートレッスンを取っていたお嬢さんが、メンバーになっています。

フルートでもセンスのよさが光る人でしたが、ピアノも上手で、ピアノの先生からは音大進学を勧められていたようです。フルートでも、もし本人が本気で行きたいと言えば、私は止めてはいなかったでしょう。もっとも音楽を専門にして生活するのは大変なので、その意味で大賛成はしなかったでしょうけれど・・。

まだ新しかった関学の三田キャンパスで室内楽のサークルを立ち上げ、学生時代はもちろんのこと、ずっと音楽をエンジョイするライフを送っていて、こんな気負いも衒いもない自然な音楽との関わり方って素敵だなと思わせてくれます。私もフルートをお仕事にしてしまわなかったら、彼女のような笛との関わり方をしたかっただろうなー。

ツヴァイの演奏会には、これまでも何度か寄せてもらっています。めちゃくちゃ上手・・とは言いがたいものの、とても楽しんでいる様子から伝わって来る好感度が高く、エンジョイしました。今年の演奏会にも寄せていただけそうです。断りにくい仕事が来ませんように♪
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-14 13:05 | 演奏会などのご案内

第28回 アルカディア定期演奏会

友人知人の演奏会を中心に主観的なご案内 ♪

第28回アルカディア定期演奏会 チラシ
11月29日(日)午後2時 開演 いずみホール ¥5000(当日¥5500)

アグネス・グロスマン指揮 / アルカディア室内管弦楽団
アルカディア室内合唱団 / アルカディア・グローバル合唱団

モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.V.585
モーツァルト:ミサ曲ハ短調 K.V.427 <グレイト> 日本語字幕スーパー付き

通訳の大先輩が合唱に参加しておられる演奏会♪です。よく寄せていただくのですが、いつも大曲の並ぶプログラムで、堪能度は充分! そして今回のソリスト、池田洋子さんは、私がよく組んでいただいているピアニストのお師匠さんで、いよいよ楽しみです♪

さて、何となくミサ曲ハ短調を調べてみたら、1783年の作品で、未完成と出てきました。モーツァルトが亡くなったのは1791年末なので、時間切れという訳でもなさそうです..。

興味をそそられてもう少し調べてみると、こんなサイト (英語) に行き当たりました。どうやらこの曲は、報酬を受けて書く仕事としてではなく、モーツァルト自身の思いで書かれているんですね。

モーツァルトの人生に起きた慶事、コンスタンツェ・ヴェーバーとの結婚 (1782) や、最初の子どもの誕生 (1783)、そして妻の病気からの快復を神に感謝するために書かれた可能性も指摘されています。いろいろと謎の多く残るモーツァルトの人物像と人生、この頃、何があったのでしょうね。

さてさて、時間が許せば、演奏会の後、大阪城公園をのんびり散歩して、秋の色合いを楽しんで来たいと思います。晴れますように
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-14 12:39 | 演奏会などのご案内

腐らない!

昨今、日本人の身体は、死んでも腐りにくくなっているんだそうな・・。日本で飼われているペットたちも同様なのだとか・・。

私たちが日頃食べているものにワッサカ含まれる、防腐剤や殺菌剤のせいだそうです。ゲ!

先ごろ、寄生虫博士として有名な藤田紘一郎氏の「笑うカイチュウ」を借りてきました。なかなかインパクトのキツい本で・・・どうキツいかって? どうぞご自分でお読みくださいませ。あちこちかなり笑えます。\(^O^)/

私はすっかりハマってしまって、友人をひっつかまえて延々と寄生虫談を繰り広げ、苦笑いとヒンシュクを買ったのですが(爆)、この本は1994年の著なんですよね。今の時代に当てはめても「おぉ!」と思うことは多いのですが、最近の著書も読んでみようと調べると、学校の図書館にあったのが「キタナイはキレイ キレイはキタナイ (2003)」。子どもの本ですが、しっかり書いてあります。

そしてこの本に書いてあったのが、上記。ん〜〜!! 防腐剤の摂り過ぎで私たちの身体が腐りにくくなっている???

私もこの清潔ブームには一抹の違和感を感じていて、人には生物としての本来の抵抗力があるはずなのに、などとも思うのですが、それでも現代の日本社会に生まれ育ち、やっぱり「清潔のための殺菌」という発想は持っています。きっと何かが基本的に間違っているんですよねー。

ともあれ、行ってみたいところが増えました。目黒にある寄生虫館。「世界でただひとつの寄生虫の博物館」だそうです。東京出張の仕事が来ないかな。
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-13 10:17 | 音楽無縁的独白

花に囲まれて・・・♪

日曜日の演奏会でいただいたお花を玄関や音楽室に飾り、とってもハッピィな気分になっています。お花は生き物ですものね、演奏会後の打ち上げでどれだけ遅くなっても、お花を水切りするまでは寝る前に済ませます。

聴きに来てくださった皆さま方、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。o(_ _)o

今回は本番前数日間の緊張感が特に高かったのですが、本番でも存分に吹いているという実感が強かったように思います。曲そのもの、共演のピアニスト、そして会場いっぱいの皆さまから受け取るエネルギーが、燃焼していました。

フランクのソナタはもう何年も温めてきた曲でした。演奏前のお喋りで「30分ほどもかかります」とアナウンスすると、予想より大きなドヨメキがあったので私も少々ビビりましたが、演奏会の後で「長さを感じさせなかった」「終わったとき、え? もう30分? と思った」などと言っていただいたのは、最大の賛辞でした。うれしくじっくりと噛み締めています。

そしてもちろん、神戸YWCAの仲間たちにも感謝 ! 深謝 !! 「一緒に創り上げている」という感覚を持てるイベントって、いいですね。お茶タイムのお菓子の大半は、腕自慢のメンバーの手作りです。

今回12回目となったこの演奏会も、あと2年ほどで終了にしようと思っています。来年はプロコフィエフのソナタをしようかな。ヒンデミットのソナタも大好きです。どちらも学生時代にやっているのですが、温めれば温めるだけ、違うものが出てきますしね♪ またゆっくり考えなくては・・。

さてさて、久々にこのブログのアクセス記録を見てみたら、何だか急に増えています。ん?と検索してみたら、ユイさんという方のブログに行き当たりました。なんと、当ブログを読んでくださっているのみならず、演奏会にも来てくださったんですね。ありがとうございます♪ ブログもしっかり書かなくっちゃ!
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-12 00:38 | 笛吹きっぽいひとりごと

Soun♪+1(サウンドプラスワン) 吹奏楽スペシャル2009

友人知人の演奏会を中心に主観的なご案内 ♪

NHK Soun♪+1(サウンドプラスワン) 吹奏楽スペシャル2009
11月13日(金)22時〜24時 NHK BS2 にて放送予定!

今年6月の発表会でタクタキシヴィリを演奏したお嬢さんが、オーディションを突破してこの吹奏楽に参加しました。その様子が放送されるとのことです。

ご本人から送ってきた紹介文(みたいなもの・・?)を掲載します。

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

吹奏楽テレビ特番!!Sound+1「吹奏楽スペシャル2009」(NHK BS2)
サックスの伊東たけしさん、指揮者の金聖響さん、フルートの工藤重典さん、サックスの須川展也さん、トロンボーンの角田健一さんをゲストに迎え、全国から吹奏楽愛好家が集まって結成されたスペシャルバンド2009。

この番組では本番のコンサートに至るまでの、トップ・ミュージシャンたちと練習に取り組む姿や、参加者と吹奏楽にまつわるエピソードを描いていきます。どんな曲目が演奏されるか、どんなソロが聴けるか必見(必聴)です!

ぜひ、私たちとプロの演奏家たちとの音楽づくりを楽しんでください。
放送予定日時:平成21年11月13日(金)午後10時〜11時59分[BS2]、
チャンネルはNHK-BS2。

なお、番組のご感想/ご意見があればぜひ、よろしくお願いします。来年もぜひこのような企画が続いてくことをメンバー一同願っております。

Soun♪+1 ホームページ
郵便:〒150−8001 NHK放送センター:「Soun♪+1」係
NHK視聴者コールセンター:0570-066-066
マイラインやIP電話の場合:044-871-8100

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

とっても楽しかったみたいですヨ。(^O^)  秋からは大学生となり、東京に行った彼女。新しい生活にも慣れ、今は初体験のオーケストラに入ってエンジョイしているようです。

さてさて! 我が家は近所に高層マンションが建って以来、BSが入らなくなっています。誰かに録画を頼まなくっちゃ!
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-10 07:20 | 演奏会などのご案内

How much is キノコ?

電車の中で人が読んでいた新聞に、欧米っぽい街の写真が出ていて、一言。

きのこの価格!

え? きのこ? ヨーロッパのキノコを売ってるの?? と思ったら、その人が少し姿勢を変えて、ページが全部見えるようになりました。

驚きのこの価格!

あー。旅行業者の宣伝ね・・・驚いた(苦笑)。
[PR]

by akirako-hime | 2009-11-05 10:05 | 音楽無縁的独白