カテゴリ:笛吹きっぽいひとりごと( 83 )

「EUユース管弦楽団を救え」キャンペーン SaveEUYO

EUユース管弦楽団を支援する署名 にご協力ください!

EUユース管弦楽団(EUYO)の前身のECユース管弦楽団(ECYO)は、1976年に設立されました。視野に据えられたのは、ヨーロッパの理念である平和と社会の理解のために協働するオーケストラの創設と、若い音楽家の育成です。

D. バレンボイムやL. バーンシュタイン、C. デイヴィス卿、H. カラヤン、S. ロストロポーヴィチなど、世界の名だたる音楽家と共演し、歴代の音楽監督と首席指揮者にはC. アバド、V. アシュケナージ、L. B. ハイティンク、V. ペトレンコが名を連ね、レベルの高さは世界でも有数とされています。世界各地での演奏旅行は欧州連合の大使としての役目を果たすものとなり、卒業生たちはロンドン響、ベリンフィル、ボストン響、コンセルトヘボウ管など、世界トップレベルのオーケストラで活躍しています。

初期から欧州議会と欧州委員会支援を受け、名誉監督に欧州議会議長を、後援にEU各国の首脳を有していますが、このたび、欧州連合プログラムからのEUユースオーケストラへの資金援助が打ち切られることになり、Save the EUYO(EUYOを救え)キャンペーンが繰り広げられています。

東西ともに文化、特に音楽が予算削減の対象とされていることに、懸念と不安を感じています。ぜひ、支援金打ち切りの再検討を要求する署名に、ご協力をお願いいたします。

以下は、この署名ページからのせつやくです。



送付先:
マーティン・シュルツ氏:欧州議会議長、EUYO名誉会長



<右側の署名欄>   
ALREADY AN AVAAZ MEMBER?
すでに「Avaaz.org」サイトのメンバーですか?

Enter your email address and hit "Sign".
「Email」の項に、メールアドレスを入れて「Sign」をクリック、

FIRST TIME HERE? Please fill out the form below.
はじめてなら、以下を入力してください。
Name 名前
Email e-メールアドレス
Country 国(選ぶ)    Post code 郵便番号
City 市町村

Avaaz.org は、皆さんのプライバシーを保護し、このキャンペーン他の類似のキャンペーンについての情報をお伝えいたします。

このペティション(署名による請願)は、Aidan M.によって作成されました。必ずしもAvaazコミュニティーを代表する物ではありません。



<本文>
EUユース管弦楽団は、過去40年にわたって、欧州における国家や文化の境界線を越えて活動して来ました。1980年代にははじめて旧東欧圏にも入っています。このオーケストラの資金援助は、欧州連合そのものからEUの創造的欧州プログラムに移管され(2013年まで文化大使だった)、そして今、取り上げられようとしています。残された道は9月1日から活動をやめることのみです。加盟国はすべてこのオーケストラが文化大使として継続することを支持しており、加盟各国と私たちはこの痛ましい状況をもたらした事態を再検討いただきますよう要求いたします。



情報出典(Source of information):
Official Website of EUYO EUユース管弦楽団 公式ウェブサイト
ローチケHMV(2008年8月のページ)
Emily Beynon's FaceBook エミリー・バイノンのフェイスブック

エミリー・バイノン(ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団首席フルート奏者)は1988年から1992年までの間、ECYOのメンバーでした。





-
[PR]

by akirako-hime | 2016-05-29 17:28 | 笛吹きっぽいひとりごと

コスミックホール 〜 期間限定ながら継続へ

加東市のコスミックホールは、響きのすばらしい音楽ホールで、四半世紀にわたって日本木管コンクールの舞台となってきました。フルートやクラリネットの奏者なら、「東条のコンクール」と言えば、あぁ、と思うことでしょう。

もともとは東条町にあったのですが、東条町は2006年、隣接する社町、滝野町と合併し、加東市の一部となりました。そしてその後、一つの自治体に、似たような施設は複数は要らないということで、稼働率が低すぎるコスミックホールは取り壊そうという方針が立てられます。

この方針を受けて、このホールの良さを知る人々の間で、存続希望の運動が広がっていました。さまざまな催しなども開かれ、地元の人々の間での認知も広がり、このたび、地元住民で設立したNPO法人「新しい風かとう」が管理して、とりあえず……ではありますが、3年間の継続を勝ち取ったとのことです。

コスミックホールのウェブサイトも新しくなりました。見やすいなぁ。

ホールの施設は、加東市外の人でも利用できます。吹奏楽の本番前の練習用に「バンド練習セット基本料金」というお得セットもできています。ぜひ一度、お使いになってみませんか?



*
[PR]

by akirako-hime | 2016-04-01 16:52 | 笛吹きっぽいひとりごと

Kobe International Flute Competition at Risk!

Support the competition by sending a message to the mayor of Kobe city.

Dear Friends、

According to the Kobe Shimbun (newspaper) article dated 15th March 2015, the City of Kobe is now reconsidering its support of the Kobe International Flute Competition, making its discontinuation a real possibility. The cost of organizing a competition is around 60 million yen, around 50 million yen of which Kobe city has been bearing. In fact, the city did not include the preparation cost for the 9th competition (2017) in the budget for the fiscal year of 2015 (starting in April), having judged the recognition of the competition among Kobe citizens to be weak and the return rate low, while acknowledging the significance, authority and history of the competition, the article says.

In order to save the competition, it will be effective if people around the world, as well as citizens in Kobe city, send a message to the Kobe Municipal Government to appeal for the continuation of the event. One way of doing so is to send a letter to the mayor. There is a website page in English, “Message to the Mayor,” through which you can send your message. If you wish, please support the competition by sending your comment to the City of Kobe.

We would be most grateful if you spread this information to others who might be interested in supporting the competition. If you have friends in Japan, particularly in Kobe, please let them know what is happening.

Also if you have any ideas to enhance the recognition of and support for the competition among the Kobe citizens in general, please let us know. One of the main reasons of the possible discontinuation is that the competition is not well-known by people in Kobe. There is a “Contact us” page in the competition’s website where you can find the contact information, or if you send it in English to me, it will be translated into Japanese and forwarded to the office.

The Kobe Competition started in 1985 to provide young and promising flute players at home and abroad with a gateway to the international stage and to promote international exchange and friendship through music. The competition has been held every 4 years since then and has an established reputation as one of the major flute competitions in the world. With prominent figures in the flute world as jury members, the competition has produced many successful and leading players such as principal flutists at world-renowned orchestras and professors at well-established institutes around the world. It has also officially been a member of the World Federation of International Music Competitions since 1987.

For more details, visit the following websites.
- The 8th Kobe International Competition, 2013
- History of the Kobe International Flute Competition
- Kobe Shimbun article dated 15 March 2015, (Japanese only)

Thank you for your support of the Kobe International Flute Competition.

Many thanks!
Reiko Watanabe

This message was written by Reiko Watanabe (interpreter/translator) based on the Kobe Shimbun article, Kobe International Flute Competition website, the program for the 8th Kobe International Flute Competition (March-April, 2013), and information from related sources.
Contact address: reikosan"at"portnet.ne.jp (Change "at" into @)


Feel free to make a link to or use contents of this page to support the competition.


[PR]

by akirako-hime | 2015-03-30 21:10 | 笛吹きっぽいひとりごと

神戸国際フルートコンクール存続に向けて

私たちにできること

3月16日神戸新聞に、神戸市が同コンクールの今後のあり方を、廃止も含めて検討しているという記事が掲載されました。驚いておられる方も多いと存じます。

すでに存続に向けた動きが出始めています。私たちにもできる方法の一つは、ぜひ存続してほしい、このコンクールを楽しみにしている神戸市民もいるなどと、神戸市長に「手紙」で訴えることです。

神戸市「市長への手紙」
インターネットでも「市長への手紙」ページ経由で送れますし、自由な書式で郵送もできるとのことです。神戸市の各区役所や主要郵便局などには専用の便箋なども設置されているそうです。
宛先:〒650-8570 神戸市中央区加納町6丁目5-1 神戸市役所「市長への手紙」係

この情報を広く、神戸の皆さま、フルートを中心とした音楽関係、その他の皆さまにお伝えいただけると、幸いに存じます。

また、廃止案の大きな理由は「市民の間での知名度が高くなく、市民に還元できていない」ということです。どうすればもっと市民の間での認知度を上げ、自分たちのものとして楽しんでもらうことができるのか、そんなアイデアもコンクール運営委員会に歓迎されることと存じます。

よろしくお願いいたします。

以下のサイトもご参考ください。
* 神戸国際フルートコンクールについて(公式サイト)
* 神戸国際フルートコンクールの歴史(過去の入賞者および審査員)

神戸国際フルートコンクールを応援していただいている皆さま、
このページは、リンク、コピー&ペーストなど、ご自由にご利用くださいませ


[PR]

by akirako-hime | 2015-03-19 12:46 | 笛吹きっぽいひとりごと

ラフマニノフが弾くラフマニノフ

ピアノや弦楽器のレッスン通訳に行く最大の楽しみの一つは、フルートだけやっていてはあまり触れることのない作曲家の作品に触れられることです。特にロマン派の曲ですよね。ブラームスでもラフマニノフでも、オーケストラではフルートも大活躍なのに、ソロや小編成のアンサンブルは残していません。ピアノは、ほとんどすべての作曲家が何か書き残していますから、うらやましい限りです。

レッスンでは先生方の曲や作曲家に対しての熱い想いがじわりと伝わってくることも多く、そのメッセージを伝えるお手伝いには、本当にやりがいを感じます。

先週、担当させていただいたイムレ・ローマン先生のレッスンで、ラフマニノフのエチュードを弾いた方がありました。この受講生にローマン先生がお訊ねになった質問の一つが、「ラフマニノフ自身の演奏を聴いたことがありますか?」。聞かれた受講生は、驚いた様子で首を横に振りましたが、実は私も通訳しながら、内心「え?ラフマニノフの演奏が残ってるの?」と驚いていました。

そうなのです!残っているのだそうです! 自分の個人的意見だと断りつつ、先生はラフマニノフはリスト以降で最高のピアニストだと思うとおっしゃいます。とにかく透明で(transparent)、決して誇張することがない(never exaggerated)……と。そして、演奏の録音がたくさん残っているので、ぜひ聴いてほしいとおっしゃるのです。自身の作品はもちろん、ショパンやシューマンなどの演奏も多いそうです。「偉大なるショパン弾き」という表現も出ました。YouTubeでもたくさん見つかるし、アメリカのRCAからラフマニノフの演奏全集が出ていて、投資して手に入れる価値はある、とも。

検索してみると、全集はどうやら廃盤…?らしいのですが、アマゾン・ジャパンで出品されている「Complete Recordings」はありました。この「His Complete Recordings」も中身は一緒なのかな〜? アマゾンのご本家では「Sergei Rachmaninoff: The Complete Recordings」で音源をダウンロードできるようです。

いずれにしても、私にはちょっと手が出そうにはないので、やっぱりYouTubeだ!と検索してみると、確かにいくつも出てきます♪ 検索のキーワードは「Rachmaninov plays」にしました。もっと特定したいなら「Rachmaninov plays Rachmaninov」や「Rachmaninov plays Chopin」にしてみてください。

まずは一番上に出て来た「ピアノ協奏曲第2番」を聴いてみましたが、なるほど、決して大仰ではない語りぶりがいかにも心地よく、ローマン先生のおっしゃる「透明」の意味が分かるような気がします。皆さんもどうぞ、お試しあれ!

ちなみに、ラフマニノフの英語表記には「Rachmaninov」と「Rachmaninoff」があります。
[PR]

by akirako-hime | 2013-12-01 18:23 | 笛吹きっぽいひとりごと

機上ライブコンサート!

Live concerts Royal Concertgebouw Orchestra on KL791
KL791:コンセルトヘボウ管弦楽団によるライブコンサート

On June the 21st KLM Royal Dutch Airlines transported the Royal Concertgebouw Orchestra to São Paulo in Brazil. Aboard the aircraft, a number of musicians played two mini-concerts for the passengers of flight KL791 at an altitude of 10 kilometres.

6月21日、KLMオランダ航空でブラジル、サンパウロに移動中のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーが、高度10000mのKL791機上にて、乗客のために2回のミニコンサートを開催しました。(拙訳)


お客さんたち、大喜びですね! うらやましい〜。こんな飛行機に乗り合わせてみたいものです。

ちなみにフルートは、エミリー・バイノン(Emily Beynon)と、この春、神戸のコンクールでセミファイナリストとなったジュリー・ムーラン(Julie Moulin)です。コンセルトヘボウ管のフルートセクションには、現在5人が在籍していますが、そのうち実に4人が神戸国際フルートコンクールの経験者です。

ヴァイオリンはコンサートマスターのリヴィウ・プルナルー(Liviu Prunaru)かな? ご参考までに、コンセルトヘボウ管のメンバー表はこちらです。
[PR]

by akirako-hime | 2013-06-23 16:37 | 笛吹きっぽいひとりごと

ルフリーク その2

このところ、「lefreQue」をキーワードにして、しばらく前の記事を訪ねて来られる方が増えています。「ん?」と、私も検索をかけてみたら、おぉ、日本でも扱うところが出て来たのですね。

私はさんざん迷った末に「ルフリーク」というカタカナを置きましたが、そちらのサイトには「リフレック」と書かれています。どっちかな。この夏、エミリーに会ったら聞いてみましょう。

読み方はどうあれ、「lefreQue」とは何ぞや、とお思いの方は、2011年12月に書いた「ルフリーク」の記事をご覧ください。

さて、日本で取り扱いをはじめたのは、「森園貿易」という、楽器関係の輸出入業をしている業者さんのようです。私は特にご縁もありませんが、「lefreQue」をお求めの方には必要な情報でしょうし、こういうリンクならあちらさんもご迷惑ではなかろうという判断で、勝手にリンクしています。苦情が来ないといいなぁ。
[PR]

by akirako-hime | 2013-04-30 16:36 | 笛吹きっぽいひとりごと

審査員コンサート 補足その2

さてさて、神戸国際フルートコンクールの呼び物の一つ、審査員コンサートは、金昌国先生の司会と先生方のさ〜すが!な演奏で、楽しくも和やかに進み、最後のプログラムとなりました。ここで、ベネットせんせ(通称:Wibb-ウィブ)による曲の解説?です。実はこれ、予定外でして、当日ウィブが当たり前のことのように言い出して、急に決まったことでした。

曲は、ウィブが2本のフルートとピアノのために編曲した「ショパンのノクターン」と「ブラームスのヴァイオリン協奏曲から第3楽章」でした。いわく、どちらも元々はフルートのために書かれた曲なのだとか……! 当日の訳文を細かくは覚えていませんが、記憶とメモを頼りに、ザクッと要点だけ書き出します。

ショパンの曲は、アルトゥール・ルービンシュタインが演奏会のアンコールで演奏したのを聴いて、これはそもそもフルートのために書かれた曲だと確信したウィブが、「元の形」に戻したのだそうです。

ブラームスについての解説は、もう少し複雑です。彼は若い頃、売春宿(brothel)で、お客や女の子たちが踊るための音楽をピアノで弾く仕事をしていました。ある日、お休みを取って、演奏会を聴きに行きました。フルートのドップラー兄弟の演奏会です。そして兄弟から頼まれてフルート2本とピアノのために書いたのが、この曲です。一方でその頃、恋人に宛てた手紙には、「フルートとはやたら音程が上ずる楽器で、いつも3度で動いている」と記しています。さて、この曲は大成功をおさめ、ブラームスは後にヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲に書き直しました。この形でなら、皆さんもお聴きになったことがあるかもしれません...。

本番の後でウィブが私に(うれしそうに)確認したのは、「brothel」をどう訳したか、でした。すなわち、意味をぼかしたりせず「そのまんま」の日本語にしたか、ということです。はい、ちゃんとストレートに「売春宿」と訳出しましたから(笑)。

さてさて、このお話、どこまで本当でどこから創作だったのでしょう? 丸々信じるのも危険ですが、まるっきりのデッチ上げでもないんですよね。コンクール終了後、ブラームスについて調べてみたら、あらま、こんなサイトを見つけちゃいましたヨ。ブラームスは本当に若かりし頃、家計を助けるために売春宿でピアノを弾いていたんですね。

ドップラー兄弟との関係を見ると、ブラームスが1833年生まれ、ドップラー兄のフランツは1821年、弟カールが1825年の生まれ。ほぼ同世代ですし、ブラームスもドップラー兄もウィーン音楽院で教えていますから、接点があってもまったく不思議ではありません。でも、ブラームスが売春宿でピアノを弾いていた頃に知り合ったかどうかは、疑問かも。

とりあえず、ショパンのノクターンも、ブラームスのヴァイオリン協奏曲も、「元々は2本のフルートとピアノのために書かれた」を示す記述は見つかりませんでした。(^^; 

ついでに、A. ルービンシュタインがショパンのノクターンを弾いている動画を見つけてしまいました。ルン! ヴァイオリン協奏曲も一つ、ミルシテインの演奏を載っけておきます。

ショパン:ノクターン変ニ長調 Op27-2 ピアノ:アルトゥール・ルービンシュタイン
ブラームス:バイオリン協奏曲ニ長調 第3楽章 ヴァイオリン:ナタン・ミルシテイン

ちなみに、ブラームスのフルート譜は手書きのままでした。コピーをもらっちゃった♪ いつかやれたらいいな〜。
[PR]

by akirako-hime | 2013-04-20 16:42 | 笛吹きっぽいひとりごと

審査員コンサート 補足その1

神戸国際フルートコンクールの審査員コンサートについて、ちょっと聞かれたことがありますので、ぽっちり補足しておきます。

一つは、アンコールの曲についてでした。

・モーツァルトのオペラによるトリオ (神田寛明編曲)
 神田寛明、リー・ソヨン、酒井秀明

・フェルー:「3つの小品」より、第2番  ヘンリック・ヴィーゼ

・ドビュッシー:シリンクス  マテュー・デュフー

・トリオ (ジャック・ズーン曲)
 ウィリアム・ベネット、ジャック・ズーン、ティモシー・ハッチンス

トリオ2曲の正式名称や演奏者の担当パートは定かではありませんが、おおよそこんな感じです。会場はきっと、大喜びだったでしょうね。

最後のトリオは、あまりにかっこいいご機嫌な曲だったので、ズーン先生に出版されているのかをお訊ねしました。おふざけの曲だし、出版はしていない、とのお返事。でもとっても楽しい曲だから、ぜひ出版してくださいとお願いしました。されるといいなぁ。神田さん編曲のアンサンブルは、出版されている……はず!です。

そう、第7回コンクールの審査員コンサートでは、神田さんは留学時代のお師匠さんであるシュルツ先生と、やはりご自身の編曲によるオペラ「こうもり」フルートデュオを演奏されたのでした。思いっきりアゴーギクの効いた、いかにもおしゃれな演奏だったのを思い出します。シュルツ先生には、心からご冥福をお祈りいたします。

ともあれ、神田さんはオペラからフルートアンサンブル用に、いろいろおしゃれな編曲をしておられるので、ぜひ見てみてください。

フェルーの「3つの小品」は、「第1番」が今回の第一次予選の選択課題曲(シリンクスまたはフェルーの1番)になっていました。楽譜は市販されています。

さて、もう一件お訊ねがあったのは、ベネットせんせの曲目解説?についてです(smile)。こちらは、また今度……。
[PR]

by akirako-hime | 2013-04-14 12:11 | 笛吹きっぽいひとりごと

第8回神戸国際フルートコンクール終了

第8回神戸国際フルートコンクールは全日程を終了しました。各予選および最終の結果は、こちらでご覧いただけます。

コンクールの表舞台からは、新しいスターたちが飛び立ちました。若々しく、希望一杯の人々です。

舞台裏にて、私もどうやらお役目を果たせたようで、とてもホッとしています。でも、ちょっぴり淋しいのも本音かな〜。濃密な12日間でした。こんなイベントに、こんな形で関わる機会を得て、本当に幸運です。

通訳という仕事の醍醐味の一つは、やはり、第一線で活躍する人々と身近に接する機会を得る、ということでしょう。考え方のレベルや方向、やってきた、そして今も継続している努力の幅など、「トップになる人はトップになるだけのことはある」と感じることは、多々あります。必ずしも「自分もこうありたい」という例ばかりではありませんが、やっぱり「なるほど〜!」と思わされることは多いのです。私のささやかな人生にスパイスを振ってもらっているようなものですよね。

そして、もう一つ、同じくらい私にとって大切なのは、このイベントをしっかり支えている事務局の皆さんのお仕事ぶりを間近に拝見できることです。文字どおりの「裏方」なので、気付いている人はとても少ないようですが、基礎となる企画運営が緻密で入念だからこそ、これだけのイベントが、これだけしっかりとできるのです。計画から実行に至るまで、いろんな種類の大小さまざまなお仕事が、どれほどたくさんあったことか。特に中心になってやっていた人々は、本番に向けて昼も夜もない状態になっていく様子が伺えましたし、本番中もずっと気が張った状態で、さぞかし大変だったことでしょう。心からの称賛を送りたいと思います。

個人的には、恩師の先生方に近しくお目にかかる機会でもありました。私も歳を重ねましたが、師たちもお歳を召されました...。昔のことを思い出し、いろいろあったなぁ…と柄にもなく感傷に耽ってしまいましたヨ。またお目にかかれるでしょうか。

さてさて、次の神戸国際フルートコンクールは4年後の2017年。私も元気なうちは、いつまでもお手伝いしたいものです。しっかりお役に立つように、もっと通翻訳の練習もしなくっちゃ 通翻訳もフルートも、うまくなりたければ、練習あるのみ……ですものね。060.gif
[PR]

by akirako-hime | 2013-04-09 17:23 | 笛吹きっぽいひとりごと